個別の事例ではありませんが、頂戴するお問い合わせで一番多いのは、相続登記にどのくらい費用がかかるかということです。大切なポイントですが、実はこのご質問に何も資料がなくお答えするのは不可能なのです。登記にかかる費用を大きく左右するのは登録免許税という税金です。この税額は固定資産税の評価額によって決まります。一般の住宅でも評価額は数百万から一億を超えるものまでありますので、登録免許税も2万円前後から数十万円の開きがあり、とてもこの評価額なしでおおよその費用をお伝えすることはできません。毎年4月から6月にかけて役所から固定資産税の納付書が送られてきますが、その中に土地建物の今年の評価額が書かれている資料が入っています。これをお手元にご準備なさってご連絡をいただけると、かなり正確な金額をお伝え出来ます。まだお手元に納付書が届いていなくても、少し前の納付書があれば、だいたいのイメージがわく程度に費用のご案内が可能ですので、ぜひお問い合わせの際は、この評価額に関する資料をご準備ください。